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小説を書いたよ 2011年06月19日

記憶吸い取り装置

突然目頭に花火が散った。と思ったらいつの間にか私はまったく覚えのない場所に来ていた。
目の前には鉄格子がはめられている。ここは牢だ。いや、研究所のようだ。
疑問だらけの思考をよそに、鍵が開けられた。顔がなにかで覆われていて良く見えないが、二人の男らしい。
扉を開けた二人は乱暴に私の腕をつかみ、無理やり立たせ、廊下へ出した。
抵抗しようにも、まだ頭がクラクラしているのか力がでない。廊下の奥の部屋へ近づいていく。男たちは扉を開けると、そこにはまるで手術台、いや、一見似ているが非なる椅子に私を腰掛けさせた。
座ったとたんに腕や足が自動で拘束され、男にヘルメットのようなものを装着された。
被せられたもののおかげで少々視界がさえぎられているが、横のほうでなにやらもう一人が何かの機械のレバーを下げた。
そして異様な音が頭に響く。後ろから光が漏れている。ディスプレイか。一体何を映し出しているのだろうか。
・・・・・・。
おかしい。私はなぜ腰掛けているのだろう。いや、鉄格子の中じゃなかったか。一瞬真っ暗になった。通学路で歩いている、後ろに人のようには見えない人影。中学の教室。あれは小学校の卒業式だ。あれ、あれ、あれ、どんどん記憶がまきもどっている、いや、わすれていってる。いやだ、わすれたくない。ああ、おかあさん、おとうさん、ママ、パパ・・・・・・まんま・・・・・・あー・・・あー・・・・・・。



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